コラム
Literacy Seeds 英語読み書きの種のアプローチは、
ディスレクシアの傾向があるお子さまだけが対象ではありません
集中するのが難しいなどの情緒面が心配な場合や、
発達がゆっくりなお子さま、
+α の学びがしたい、もっとたくさん読めるようになりたいという
英語大好きなお子さままで、
どんな子にも有効です
Literacy Seeds の母体であるリトルカナダ英語教室では、
夏休みなど学校の長期休暇時にプライベートレッスンを設定し、
音韻認識、1文字1音から始め、
自分で作文できるレベルまで、段階を踏んでレッスンしています
長期休暇ごとにプライベートレッスンを受けるリピーターの生徒たちは、
「読める・書ける」を実感するから、「面白かった」「またやりたい」と英語への興味が増し、グループレッスンでも、より積極的に自主的に学んでいます

日本語との違い 英語の音節
日本語はモーラ語 かな文字の数と音の数が一致するから、ひらがなを覚えれば、すぐ単語、文が読める
一方、英語は音節で成り立っているから、文字の数と音の数が一致しないことが多く、一つの文字に複数の音があったり、同じ音に何種類もの文字があてられる
だから、英語の音節と仲良くなることが大事



Success Story to read & write
2年以上の英語教室歴があった転入生の場合
1文字1音のマッチングや3文字単語の読みもまだ習っていなかった様子
でも、いくつかスペルできる単語があったのは、何度も書いて丸暗記したのでしょう
OG をベースにしたアプローチから始めると、最初の10回で、みるみるうちに文字と音の関係を吸収し、フォニックスルール中必須の Magic-E がわかるところまで
その後、グループレッスンとして継続し、フォニックスルールとサイトワード(ルール外の語)を練習すると同時に、想像する、考える力も引き出しておくと・・・約2年後には、
初見の単語が読める→文、物語の内容がわかる→文を作る、という美しい流れに沿って成長しました


ワーキングメモリ
英語に限らず、学習を進めるにあたっては、作業記憶 working memory の働きが必要です
例えば、算数の筆算をするときに、
繰上りを覚えておく力
英語では、お話を読み進めるときに、登場人物や、
話の流れを記憶しておく力
作業記憶は、空間認識的記憶力と、
言語的記憶力に分けられます
絵を覚えて、カルタ取りをすることができても、
その絵に描かれているものの名前が覚えられないー
言語的作業記憶が低いと思われる例です
ワーキングメモリ、特に、言語的作業記憶に留意して、しりとりなどの言葉遊びをご家庭でも取り入れましょう