top of page
検索

English in Shanghai

  • 執筆者の写真: tenrivers
    tenrivers
  • 11月26日
  • 読了時間: 3分

上海と杭州に行ってきました。なんというタイミング・・・ですが、夏から準備しておりましたので。


いつか、みなさまも訪ねてみてください。個人旅行でも、事前準備を十分にしておけば、しくみの異なる国でも困ることなく、楽しめます。


さて、旅のテーマがいくつかあったのですが、ここでは、「言語」について。


以前、ゲストに来てもらった、深圳出身の徳島大学の講師によると、上海は英語で大丈夫!とのことだったのですが・・・(彼女と私とでは、興味のある場所が異なるのかも)。


では、こちらが英語、相手は中国語のとき、どうすれば?


翻訳アプリで、中国語→英語を、都度、見せてくれたお店の人がいました。上海郊外の素敵な茶館の制服が似合う、日本のアイドルみたいなかわいい女子。


一方で、杭州のお茶問屋の店主さんは50代と思われる女性で、英語でやりとりが成立。たまたま居合わせたロシア人カップルは、私が試飲していたお茶が気に入り、たくさん買って帰りました。ナイスアシストでしょ。


他に英語でやりとりできたのは、「八段錦(気功=太極拳の基本)」の先生。香港で教育を受けたとのことでした。「君は日本人なのになまってないね。どこで英語を勉強したの?」ですって。その先生の体験レッスンを申し込む際も、係の人から「日本人なのに通訳が要らないの?珍しいわね」ですって。彼らの純粋な驚き。いつか、「日本人だから、通訳要らないね。きれいな英語を話すね」と言わせてやりましょう!(念のため、とてもいい人たちでした。)


今回、印象に残っている人が二人いて、どちらもシニアの女性。一人は、上海のお茶問屋の主。中国語でいっぱいおしゃべりしてくれて、私は知っている中国語フレーズをなるべく使い、だいたいは、英語で返して。およそ、会話が成立しなさそうなのに、なぜか通じ合った楽しいひと時でした。私が去るとき、おばちゃん、寂しそうだったな~。


もう一人は、杭州の「国立茶葉博物館」でお手洗いを借りたとき、あたりをお掃除していた人。「早(ざお)」(=Morning. =おは。)と挨拶してくれた優しい笑顔が忘れられません。そこのお手洗いが、全ての場所を通じて、一番きれいだったことも高評価の一因かも。


コミュニケーションの極意、いつもお伝えしていますね。(口頭)言語外の要素を駆使しましょう。幸い、漢字で書いて見せることができます。日本の漢字とは字体が違いますが、わかってくれます。


そして、『あなたが助けてくれないと、困ってるの!』という表情と声でアピールすること。大抵、調べてくれたり、他の人に聞いてくれたりします。


リトルカナダでは、英語が使えるようになるためには、言語外の要素も含めた表現力を養う必要があると考えます。普段のレッスンに加え、年に一度のオープンスクール(発表会)も貴重な表現の場になっています。


上海。フランス租界だった通りに立つ武康大楼。早朝に散策すると、まだ観光客が来ていない、清々しい町並みを楽しめます。
上海。フランス租界だった通りに立つ武康大楼。早朝に散策すると、まだ観光客が来ていない、清々しい町並みを楽しめます。

 
 
bottom of page