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- tenrivers
- 3月31日
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毎回、オープンスクールの後、各演目についてのコメントと全体的な講評を書き、保護者様への毎月の「お知らせ」に添付します。
過去のを見直していたら、ああ、いいこと言っているな、と思った年があったので、引用します。2017年、第8回の講評です。
「前回同様、見学してくださった方からは、小さい頃からレッスンしている子は、大きくなっても発音がきれいだと言っていただきました。言語習得の臨界期は一説には9歳と言われていますが、小学高学年以上になってから本格的に英語を初めても、たくさん聞き、意識して発音練習をすれば、英語らしいリズム、イントネーション、個々の音の発音の習得は可能です。ふだんのレッスンで発音練習に時間を割けなくても、発表会の演目に特化して練習すれば、以降も定着が望めます。
言語外の要素として、絵や写真の準備と見せ方も重要ですが、まずは、英語力です。もし、スケッチブックを忘れても、機械が故障しても、スピーキングだけのプレゼンが可能なくらいに英語の練習をしました。小学生のスピーチも高校生のプレゼンも、英語がよく伝わりました。
また、逆に、落語や劇のように、面白いからやりたいという意欲があれば、所作や表情など、言語外の表現の後から英語がついてきて、結果、英語が定着した例が、今回は特に見られました。ここにも、発表会の意義と成果があると思います。」
この年は、生徒さんがとても多かった上に、レッスンを始めたばかりの小学高学年グループにも、落語の前に、「大喜利」と題して、Q&A に参加してもらうなど、にぎやかでした。
過去には過去の、今には今の、それぞれ、その年ならではの良さ、味わいがあります。それを作り出しているのは・・・yes, you! 生徒のみんなです。
